リーマンサット・プロジェクトは17日、「ハモるん」こと超小型人工衛星「RSP-03」が大気圏に再突入した模様だと公表した。SNS上ではハモるんを労う声が相次いでいる。
✅ AI解説
さようなら「ハモるん」──宇宙で“AI作曲”に成功した超小型人工衛星、流れ星になる リーマンサット・プロジェクトは17日、愛称「ハモるん」こと超小型人工衛星「RSP-03」が大気圏に再突入した模様だと公表した。SNS上では、ハモるんを労う声やプロジェクトへの感謝が相次いでいる。ハモるんは宇宙空間でAIを使った作曲に成功し、実験の目的を果たした後に任務を終えたとみられる。
RSP-03は2025年8月24日にSpaceXのFalcon 9ロケットで打ち上げられ、軌道上でAIによる音楽生成の実験を行った。プロジェクト側は、衛星内で生成したMIDIデータなどを地上に送信し、BGMや楽曲素材として活用したと報告している。宇宙という厳しい環境での“創作”が成功したことは、多くの関心を集めた。
記事によれば、衛星は軌道上でGoogleの研究ツールなどを応用したAIモデルに相当する仕組みを使い、複数の短い楽曲データを生成したという。生成したデータは地上へ送られ、プロジェクトや協力者が曲として整えたり、BGMに使用したりして公開された。クラウドファンディングやファンの支援も受けてプロジェクトは運営されていた。
衛星は打ち上げ後、徐々に高度が低下していき、今年2月に軌道の監視コミュニティなどからも位置情報の変化が報告されていた。プロジェクト側は、予定どおり実験を終えたうえで軌道寿命を迎えたとして、RSP-03の再突入を公表した。SNS上では「よく頑張った」「小さな宇宙のアーティストだった」といった声が寄せられ、実験の成果を喜ぶ声が多く見られた。
今回の成果は、超小型衛星でもAIを使った創作やデータ処理が可能であることを示した点で注目に値する。これまで地上中心だったAIの活用が、衛星側で行えると、通信の負荷を減らしたりリアルタイム処理を衛星自身に任せたりといった新しい応用が開けるからだ。ハモるんの実験は、技術的なデモンストレーションであると同時に、宇宙を舞台にした遊び心ある挑戦でもあった。
リーマンサット・プロジェクトは、今回のRSP-03の経験を次の計画に生かすとみられる。小型衛星は失敗や寿命を繰り返しながら設計を改善していく分野でもあり、今回の“流れ星”は多くの学びと話題を残して幕を閉じた。プロジェクト関係者や支援者は、今後の展開に期待を寄せている。

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