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iPS細胞を用いた心臓病治療の治験がカテーテルで実施される理由

iPS細胞を用いた心臓病治療の治験がカテーテルで実施される理由

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3つのポイント

慶応大学発のベンチャー企業などは、iPS細胞由来の心筋細胞をカテーテルで移植する治験の1例目を実施したと発表した(2026年6月12日)。

iPS細胞を使った再生医療は、京都大学の山中伸弥氏の研究を起点に進展し、慶応大学発のベンチャー企業が心筋細胞を製造している。今回の治験は心臓を開く胸部手術を行わずカテーテルで移植する方法で、患者の侵襲を抑える狙いがある。報道では「治験1例目」とされており、まず安全性と実施の可否を確認する段階と説明されている。最近では2026年5月にiPS細胞由来のパーキンソン病治療薬『アムシェプリ』が保険適用の動きとなり、iPS医療の臨床応用が進んでいる状況が背景にある。

まずは治験参加患者の長期追跡が行われ、数か月から数年にわたる安全性・有効性データの収集が進む可能性が高い。転帰が良好であれば、治験は症例数を増やす第II相・III相相当の試験へと移行する可能性がある。得られたデータを基に企業はPMDAへの申請や国内外の共同研究を進める可能性があり、承認・保険適用までには数年を要する可能性がある。研究成果は学会発表や査読付き論文で公表される可能性がある。

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