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【注目】【中国のパンダ債市場に注目集まる】

【注目】【中国のパンダ債市場に注目集まる】

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3つのポイント

外国政府やウォール街の銀行、大手多国籍企業が中国で人民元建てパンダ債の発行を急増させている。

主因は中国の国内金利が歴史的に低水準である点と米ドルでの調達コストの相対高である。ムーディーズは人民元で約1.7〜2.2%、ドルでは4.5〜5.5%と試算し、金利差で2〜3ポイントの節約が生じると指摘している。発行は2024年に1,978億人民元、2025年は1,831億人民元で推移し、6月第2週の累計は1,371億人民元と前年同期比80.4%増だった。加えて北京の資本規制緩和と中国人民銀行総裁潘功勝の新措置が、調達資金の利用柔軟性を高めたと報じられている。主要参加者にはカザフスタン、パキスタン、モルガン・スタンレー、ドイツ銀行(35億人民元調達)、フォルクスワーゲン、ヘンケルらが含まれる。

アナリストは、年内は中国銀行システムの潤沢な流動性と米国の金利高止まり見通し、北京の政策支援を受けてパンダ債発行が持続する可能性が高いと見ている。ムーディーズの試算や5月・6月の過去最高水準の発行実績が、短期的な追い風になる可能性がある。だが最大の下押し要因は金利差の急速な縮小、人民元の大幅変動、あるいは中国当局による規制転換であり、これらが生じれば発行ペースが鈍化する可能性がある。

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